こちらのシリーズは
・難関小学校に受かった子の大人になった現在
・男子・女子御三家合格の子供時代
・偏差値70越え、60台後半の上位国立私立大卒の子供時代等を少しずつ記していきたいと思います。
まずは知人で湘南白百合学園小学校に合格され現在医師の女性から聞いた子供時代の話です。
綺麗事はかかずに、お受験塾のブログとは思えないくらいハッキリ正直に記します。
お受験時での記憶はかなり薄らいでいましたが、覚えている思い出は真っ先に「とにかく母親に怒られた事」だそうです。
プリントを間違えるととっても怒られとにかく恐くて何をするにもまた間違えて叱られるのでは、とビクビクしていた。
無事に小学校に合格してからはお友達もたくさん出来たし楽しかったけれど、とにかく勉強量がすごくて付いていけず、中学受験して横浜国大横浜中学校に外部進学した。他に中学受験したお友達は女子御三家の桜蔭中学校などに進学。
もちろん、そのまま在籍して中学に上がったお友達も難関大に合格。
お受験~小学校時代は本当に大変だったけれど今となっては良い思い出。
聞いた話をまとめて簡略して書いていますが、子供時代の話をする彼女はとっても楽しそうでキラキラしていました。性格も大変社交的で優しさのあふれる女性でした。現在は無事に医師として都内病院にて活躍されています。
お母様が怒る、というのもハッキリ言って全然あることです。感情的にならず怒らないでいられるなら理想的ですが、お受験は綺麗事ばかりでは出来ません。家で教えるとつい子供を叱ってしまい親子間がギスギスしてきた、という事で個別指導のご依頼もよくいただきましたものです。教室の先輩同僚もお子さんの受験の時はこんな感じだったそうです。
生徒さんの顔にアザがあった時がありまして、転んだケガかと思ったらプリントで間違えてお父様に叩かれた痕でした。(この生徒さんは無事に最難関女子に合格されています。とても優しくて気配りの出来る子でした。)
子供目線には厳しい親御さんんかもしれませんが、勉強の面だけでなく思い遣りや常識・礼節を幼いころから躾てくれた御両親の深い深い愛情は、大人になるにつれ必ず伝わる事でしょう。