こんにちは、新百合ヶ丘の小学校受験個人塾リリィベルです。
前々回の記事では、家族全員で話し合い協力しましょう。と書きましたがなぜそれらを例に挙げましたかですね。
親子関係を見られる学校での面接において、例えば聖心では面接の際「◯◯について親子で話し合ってください」とテーマを与えられ、それについてどう話し合うのか普段の様子を、ありのままの家族関係をご覧になります。
お子様との関係はもちろん、お父様とお母様のパワーバランスがおかしくてもいけません。どう云う事かというとお父様が亭主関白で普段から物言いが上から目線。（悪気ある無しに関わらず）お母様はご主人に逆らえず3歩後ろについてひたすら機嫌を損ねないよう気をつかう方。
この状態で面接に臨むとなると、いくら気を遣って話していても面接官の先生方の目にはお父様主導の話し合いとなるでしょう。
お子様は、お父様の判断をお母様経由で打診され、不満があればお母様に。間に挟まれるお母様は中間管理職のようですし、まるで伝言ゲームですね。家族はこの場で揃っているのに。慣習を、その場しのぎの演技で隠すのは至難の技です。
お父様は本当にお受験をする事に納得されていましたか？説明会などに参加され、しっかりと教育理念を理解・賛同され、是非この学校に我が子を託したいと思われていますか？お母様の熱意にただ流されていませんでしたか？
お子様の長い6年間を過ごす環境について、ご夫婦で考えを擦り合わせ、小さな身体で懸命に頑張るお子様を支えて差し上げて下さい。運動会のムカデ競争と同じです、誰か1人が速くてもバランスを崩し倒れますよね。1人は皆んなの為に、皆んなは1人の為に。遅い、早いの個性をよく見て思いやり、家族と云うチームの足並みを揃える事が肝要だと思います。