2023年2月15日に行われた幼児教室向け説明会に参加しました。
今回の記事ですが、公開済みの倍率等お調べになればわかる詳細は割愛し、お楽に立てそうな部分を記しました。長くなりますが学校理解への一助となりますように。
事前面接について
10月11日~28日の平日・土曜日に面接。1組10分。09:30~18:55の間に実施。
前提として、稲花小学校は保護者層がzoom・ミライコンパスといったオンライン環境の習熟とご理解を望まれています。
面接では間違えてログインするご家庭が2~3組いるので事前にzoomに慣れておくとベター。ログイン名は受験番号+仮名氏名なのでこちらも注意。また指定時刻のログインに遅れたご家庭も枠時間内で面接は実施してくださるものの、遅刻は厳禁!の気持ちで臨んでくださいね。
事前面接質問票(計5項目)について
(1)志願者の兄弟姉妹の有無(2)これまでの子育てについて「保護者として嬉しかったこと」を1つ挙げ80字以内で記入。(3)教育指標である「10の能力」の1つに掲げる「自律力」について、子育てに取り組んでいる事があれば120字以内で記入。(4)子育てにおいてインターネットやSNSから情報を得る場合、留意している事があれば120字以内で記入。(5)保護者の職業観について120字以内で記入。(所属や役職などは必須ではない)の計5項目。
これらを基に①お子様へ質問②絵本を題材に親子で会話、やりとりを拝見③保護者への質問を経て、志望動機・お子様の未来像・どんな家庭教育か・学校の方針とマッチングしているかをご覧になります。
面接について
席配置はお子様が中央が望ましいです。
御両親参加なら真ん中に。お父様お母様どちらかならお子様が中央に映るように。zoomのバーチャル背景を使用するのは控えましょう。理由はお子様などが動いた際に背景設定が外れてしまうからです。また音声が聞こえない等のオンライントラブルがあったとしてもマイナス評価にはしていません。
試験日について
2022年秋試験は全員希望日に入れられたけれど2023年は未定。
持ち物
ごく一般的な試験の持参品の印象ですが2023年試験は変わる可能性があるそうです。
問題用紙
2022秋試験はA4サイズ横・中綴じ・上にめくっていくタイプに変更。表紙込みP16・1枚ずつ頁数記載済み。また受験番号が合致しているか自力で判断出来るように。
解答方法
こちらは変更なし。オーソドックスな問題ばかりで季節感を大切に作っている。問題毎に指示があるからよく聞く。例えば点図形なら鉛筆、クーピーどっちで描くか聞き逃さない。きっと~だろうという思い込みはやめましょう。
点図形も毎年出題しており継続する方針。
お話の記憶は1,000文字で約3分間、1回再生。正答率が高かった。初出しの問題としては水の量、回転図形の2問。
日程毎の試験問題の違い
公平性を保つ為出題傾向は類似。質問、解答方法を変える為、試験が終わった子どもに情報を得ても却って混乱する恐れがあるので注意。
ペーパーテストで意識していること
・入学しても集中力はあるか・何も聞かず推測で解答していないか・落ち着いて問題処理が出来るか(瞬発力は不要)・学生として正しく振る舞えるか
行動観察
20人程度での集団活動。指示1名、テスター3名。
指示作業
指示絵画。試験内容を聞く限り一つ一つは決して難しくは無いのですが、にわか仕込みでは到底対応出来ないように感じました。指示をよく聞く。自分の考えを言語化出来るように。描き終えても気を抜かず、時間ある限り取り組む事が望ましいです。
集団活動~片付け
当然ながらルールを守りましょう。年齢相応の協調性、関係性を築けるか、利己的になっていないか、集団の1人として活動出来ているかをご覧になっています。どの学校の考査もですが、楽しさに没入してしまいお約束が守れなかったり望ましく無い態度が出てしまったりとその子の「素」が見られています。
合否判定
居住住所や兄弟姉妹の在籍有無は関係無し。全ては試験結果次第。
小学校の卒業後について
皆の中学進学を願うものの、他校受験を考えたり内部進学が厳しい子もいます。4年生辺りで保護者面談があります。
以上です。
これから学校説明会もありますので、ご自身の目と耳で稲花小学校の素晴らしさを感じとってきてくださいね。