去る12月3日、桐蔭学園幼稚部・小学部の幼児教室対象入試報告会へ参加してきました。
柿生駅ロータリーからバスで出発。車内は高校生、大学生がひしめき合っておりました。ですが皆さん大騒ぎする事もなく、マナーを守りごく密やかに会話を楽しんでいます。
10分少々で桐蔭学園内のバス停に到着。豊かな緑と立派な建造物、広大な敷地が印象深いです。すぐ降りた目の前には「鐵(くろがね)神社」があります。桐蔭の生徒さん達をいつも見守り、多くの祈願も受けてきた事でしょう。
さて、入試報告会では幼稚部・小学部での入試動向や試験動向についてお話し頂きました。2020年度の志願倍率は定員70名に対し5.68倍、受験倍率5.00倍、合格倍率2.71倍で2019年度とほぼ横ばい。実際の入学者の過半数は横浜市内からです。因みに2020年4月より「小学部」から「小学校」へ改名されます。
入試内容はペーパー、集団行動観察、個別面接(口頭試問、指示行動)
ペーパー→お話の記憶、マナー等の一般常識、難易度の高い思考問題。日頃の基礎を疎かにせず、想像力や柔軟力を養われると良いでしょう。
集団行動観察→第一回が100ピース程のジグソーパズル作り。第二回はドミノ並べ。
ドミノは倒してしまったらやり直さなくてはならず、根気強さと日頃の手先の巧緻性が発揮される作業ですね。
集団行動観察は、どちらも時間内に協力しあい共同学習する事が大切で、完成させる事だけが目的ではありません。初めて出会う子達との人間関係の作り方、諦めない姿勢、ルールを守ってふさわしい行動が出来るか、我を通すばかりでなく相手の意見も尊重出来るか…このようなお子様を欲しがっておられるようです。
個別テストではより細やかな巧緻性と、思いやり等の社会性を見られます。
また、2021年度からの入試が変わり
・1回の募集で、入試日は1日のみの午前、午後の2グループ制。
・知能テスト、行動観察は男女別グループで行う。(その理由をお聞きしましたが、お子様のデリケートな部分にとても寄り添っておられました)
知能テストは男女共通で、思考力問題は出題傾向や難易度を検討するそうです。
他にも、アフタースクールの充実ぶりは素晴らしいもので12種類あります。体操・習字・ダンス・そろばん・茶道・プログラミング・アート・英語・将棋・手芸・走り方・料理とまさに文武両道な桐蔭学園ならではのラインナップです。
スポット利用にも対応されていて、共働きのご家庭のみならず、学友と学べる習い事としても大切なお子様を安心してお預け出来るプログラムとなっているのではないでしょうか。大人の私もとても羨ましく感じていますね(笑)
興味のある方は来年5月からの神奈川私立小フォーラム、学校説明会に足を運ばれ桐蔭学園の良さを感じていらしてください。
お読みくださりありがとうございました。