過去、授業で結構な難問が出まして、
みんなが頭を捻っている中、
特に何もせずに周りをただボーッと見ている生徒さんがいました。
何故取り組まないのかコッソリ質問すると
だって難しいから解けないもん。
わからないから仕方ないよ…。
それならやらない方がいいもん。
と、心情を吐露しました。
私は、諦めないでやってみたら案外簡単に解けちゃうかもよ‼︎と明るく励ましましたが、
内心は大変驚きました。
どんな事の積み重ねが、その子をそこまで消極的にさせてしまったのでしょう。
とても考えさせられた出来事です。
(でも無事に都内人気校に合格されていましたよ!)
タイトルの意味ですが
「自分の全力をかけて努力をしたら、その後は静かに天命に任せるということで、事の成否は人知を越えたところにあるのだから、そんな結果になろうとも悔いはないという心境のたとえ」です。
私は生徒さんには
貴方の頑張りを、神様がお空から
見て下さっています。そしてピッタリの学校へ
導いてくださいますよ、とお伝えしています。
出来ても出来なくても一生懸命にやる。
大人も子供も関係なく、誠実さや真摯さは相手に伝わります。
単なるその場限りのパフォーマンスでは無意味なのです。自分の積み重ねた努力が勿体ないです。
ただ、ヒトは完璧な生き物では無いので
時には息抜きしながらこの諺と上手に
付き合っていきたいですね。